Romans 文学

書籍のうち、小説をはじめとする文学のレビューです。

書籍レビュー

文学レビュー『三つ編み』(レティシア・コロンバニ)

インド、イタリア、カナダ。国も立場も全く違う3人の女性のストーリーが交互に語られ、ラストでそれこそ三つ編みのように絡み合う。共通するのは、3人とも強固な意志を持ち、自分らしく生きようとしていること…。 フランスでベストセラー...
文学

文学レビュー『さまよえる影』(パスカル・キニャール)

さまよえる影/青土社/パスカル・キニャ-ル 2002年、ゴンクール賞を受賞したパスカル・キニャールの『さまよえる影』。これは、「最後の王国」と題された3部作の1作目に当たるそうで、小説でもエッセイでもない、独特の語り口の作品...
書籍レビュー

文学レビュー『Marcellin Caillou』(Sempé)

「プチ・二コラ」で有名なサンペ(Sempé)が書いたジュニア向けのお話『Marcellin Caillou』。 理由なく顔が赤くなってしまうことで悩む少年マルスラン。 彼はやはり特殊な悩みを持つルネと出会って…。 ...
書籍レビュー

文学レビュー『Catherine Certitude』(Patrick Modiano)

欧明社時代に買った仏語の文庫を読破中です。 ノーベル賞作家、Patrick Modiano(パトリック・モディアノ)が、子供のために書き下ろした「Catherine Certitude」。 NYでダンス講師をしているカ...
書籍レビュー

文学レビュー『鏡の迷宮 パリ警視庁怪事件捜査室』(エリック・フアシエ)

鏡の迷宮 パリ警視庁怪事件捜査室/早川書房/エリック・フアシエposted with カエレバ楽天市場Amazon 19世紀前半のパリが舞台のミステリー! ハヤカワ・ポケットミステリのシリーズから、昨年出版されたばかり...
書籍レビュー

文学レビュー『パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏ツアー』(ソフィー・エナフ)

パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツアー (ハヤカワ・ミステリ) posted with カエレバ楽天市場Amazon 以前ご紹介した、ソフィー・エナフ『パリ警視庁迷宮捜査班』(原題:Poulets Grillés)の続編です。パ...
文学

メグレ警視 <世界の名探偵コレクション10より>(ジョルジュ・シムノン)

メグレ警視 /集英社/ジョルジュ・シムノンposted with カエレバ楽天市場Amazon 3月17日、パトリス・ルコント監督の新作映画『メグレと若い女の死』が公開されました。原作は、言わずと知れたフランスが誇る推理作家、ジ...
書籍レビュー

文学レビュー『茶色の朝』(フランク・パヴロフ)

茶色の朝 /大月書店/フランク・パヴロフposted with カエレバ楽天市場Amazon 今回は、少し衝撃的な内容の作品をご紹介。『茶色の朝』は、フランク・パヴロフが1998年に書き、その後ベストセラーになった"Matin ...
書籍レビュー

文学レビュー『パリ警視庁迷宮捜査班』(ソフィー・エナフ)

パリ警視庁迷宮捜査班 /早川書房/ソフィー・エナフposted with カエレバ楽天市場Amazon ハヤカワ・ポケットミステリのシリーズから、パリを舞台にした作品を見つけました。ソフィー・エナフ『パリ警視庁迷宮捜査班』(原題...
書籍レビュー

文学レビュー『異説ガルガンチュア物語』(谷口江里也)

フランスのルネサンス期に活躍した作家、フランソワ・ラブレー(François Rabelais)の代表作『ガルガンチュア物語』をもとに、読みやすく改変したのが、本書『異説ガルガンチュア物語』です。 『ガルガンチュア物語』は、...
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