パリの郊外、ブーローニュの森の横に、ラ・デファンス(La Défense)という地区があります。
メトロ1号線で行けるところです。
ここは、とても新しい街。
ビルが立ち並び、近未来的で、古い町並みが保存されたパリとは正反対。
ここ2週間ほど、このラ・デファンスで、JAZZフェスティバルが開かれています。
毎日、野外の特設会場でいろいろなJAZZバンドが入れ替わり立ち代り演奏してるとのこと。
もちろん、聞くのは無料。
土日は特に盛り上がるらしいので、本日行ってまいりました。
お昼過ぎにラ・デファンスに到着。最初はなんだか他の都市に来たみたいな感じでした。
閑静で、立体的で、植えてある緑も整列されていて、周りは高層ビルが立ち並んでいて。
まるで西新宿のよう。
近未来都市も私はだ~い好きなので、ちょっとわくわく。
なぜだか、ニューヨークに行きたくなりました。
ラ・デファンスのいちばん名所、グラン・アルク(新凱旋門)の近くに大きなショッピングセンターがあり、今度は横浜のランドマークのあたりを思い出す。
吹き抜けになってるところが良く似ている。
そのショッピングセンターの奥にスーパーがあり、そこで食料を買って、友達と一緒にグラン・アルクの手前の階段に座り込んで、腹ごしらえ。
遠くには本物の凱旋門が見え、眺め最高。
JAZZの音もかすかに聞こえてくる。
JAZZの演奏は昼間からずっとやってるんだけど、メインは夜。
20時半ごろ、特設会場前に行くと、前座(失礼!)のバンドが演奏しており、結構たくさんの人たちがその周りで耳を傾けていました。
でも、いまいち聞き惚れるってほどじゃない。
トリはまだかなあ、と待つこと1時間半。真打登場。
やっと日が傾いてきた中、DR JOHNというおじさんが、とっても陽気にノリノリの曲を次々に披露。
そうそう、これこそJAZZよ!
観客もいつの間にかなりの数が集まっていて、みんな踊ったり、リズムを取ったり、スキャットで口ずさんだり、ヒューヒューと口笛を飛ばしたり。
かなりの盛り上がり!
きっと有名な人なんだろうなあ。DR JOHN。
一瞬にして、みんなを虜にしたもの。
英語の歌詞だし、ビルの立ち並ぶデファンスだし、ほんとにアメリカにトリップしたみたい~。
時間も忘れて楽しみました。
終電に間に合ってよかったぁ。
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