ノルマンディ・印象派の旅5 ルーアン

ジャンヌ・ダルク教会

さて、ノルマンディ旅行最終日。

日曜日なので列車の本数が少ないため、朝早く起きてホテルの部屋を出ると、日本人の女性に遭遇。
昨夜遅くに着いたみたいで、OL一人旅なんだそうです。
フランクフルトや南仏にも行ってきて、今日、パリに戻るとのこと。

ところが、彼女のカードがホテルで使えなかった(ちなみにマスターカード)。
もうすぐ帰国だからユーロもあまり持ってなくて、すごく困っていたので、20ユーロ貸してあげました。

彼女は、ちゃんとパスポートを見せてくれて、住所や電話番号、保証人の名前まで教えてくれて、あとで私のうちまでお金を送ってくれるそう。

たったの20ユーロだけど、困ってるときには、同郷の人同士、助け合わねば。

彼女はル・アーヴルを少し散策するそうで、あとでルーアンで会う約束をし、私はパリ行きの列車に乗りました。
TGVではないので、ルーアンで途中下車が出来るのです。

ルーアンに9時台に着くも、まだお店が開いていない。
しかも寒いし雨もパラパラ。

それでも、街を散策したり、マクドナルドで休んだりしているうちに、少しずつ人影も増えてきて、お昼ごろには、ジャンヌ・ダルクが処刑されたという広場で、市長らしき人の演説がありました。

ジャンヌ・ダルク祭が開かれていたのです。
鼓笛隊のパレードがありました。

でも、だんだん雨も強くなってきて、おまけに日曜日で店が閉まっているため、あんまりお祭りっぽい盛り上がりはありませんでした。残念。

今朝の日本人女性とは、ノートルダム寺院で落ち合い、一緒にジャンヌ・ダルクの塔を見学することになりました。
ジャンヌ・ダルクが拷問を受けた部屋だとか。

彼女は先にパリに帰ってしまい、私はその後、いくつかの教会、アンティーク博物館、ジャンヌ・ダルク蝋人形館、ルーアン美術館などを見学。
特にルーアン美術館は、最初は宗教画ばっかりだなあ、と思っていたら、途中からだんだん近代の絵が出てきて、コローの作品がずらりと並ぶ部屋や、モネをはじめとする印象派の部屋などが登場。

さすが、ノルマンディ。
最後のこの街でも、しっかりと印象派を堪能しました。

雨さえなければ、もっと楽しめたし、他の美術館も回れたかもしれないのに。
でも、一通り行きたい所は見られたので満足。

3日間のノルマンディの濃~い旅でした。

(ノルマンディの旅 おわり)

★写真はジャンヌ・ダルク教会

フランス地方05-06年 ワーホリ体験記
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