カルカッソンヌは、大きな城壁が有名な小さい街です。
2重になった中世時代の城壁は強固で、世界遺産になっています。
カルカッソンヌの駅の近くのホテルから、まっすぐ城壁のある、シテに行きました。
一時は衰退したこの歴史ある城壁も、19世紀に修復され、今は城壁の内側にホテルや商店などがあり、さらに小さな街並みを作っています。
シテの中心となるのが、コムタル城。
今は博物館になっていますが、建てられたのは紀元前だとか。
一気に時代をさかのぼったみたいな感覚を覚えました。
さて、シテと、駅までの街を少し見て周ったら、もう見るところがなくなってしまいました。
次はプロヴァンスに行きたいのに、電車の本数の少ないこと。
カフェで時間をつぶしてから、アヴィニョン行きの電車に乗りました。
アヴィニョンに行くには、ニームで乗り換え。
なので、ニームで途中下車して、この街も一通り見て周ることにしました。
ニームの人々はワニが好きらしく、ワニをモチーフにした看板や、鎖につながれたワニの噴水などがあって、面白い。
もう夕方だったので、入れないところが多くて残念だったけれど、古代闘技場の外観や、フォンテーヌ河岸、旧市街などを見て歩きました。
古代ローマ時代の遺跡なども残っているそうです。
いつか、もっとゆっくり来たい街でした。
★写真は、カルカッソンヌのコムタル城。
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