【2011 パリ滞在記5】
私は教会が好きで、パリを歩いていると、つい入ってしまいます。
キリスト教のことも、教会建築のことも詳しくないのですが、入れた場合は、軽く十字を切って、中を見せていただきます。
どの教会も、入っただけで、気持ちが安らぐのが不思議ですよね。
そして、教会ごとに特徴があります。
詳しくない私が見ても、かなり荘厳だったり、モダンだったり、絵画が多かったり、彫刻が多かったりといろいろです。
訪れた教会も、たまにアップしたいと思いますが、大した解説ができないうえに、名称などが間違っていることもあるかもしれませんので、どうぞ参考程度に。
「ロートル・カフェ」の先にあった、サン・ジョゼフ・デ・ナシオン教会(L’eglise Saint Joseph des Nations)も、偶然立ち寄った教会です。
パルマンティエ(Parmentier)大通りをメトロのゴンクール(Goncourt)駅のほうへ歩いていて、ふとその教会の正面が目に入りました。
近寄ってみると、ずいぶんと大きな教会でびっくり。ぐるっと回って反対側、サン・モール通り(rue Saint Maur)が入り口のようでした。
1866年から1875年にかけて、テオド-ル・バリュー(Theodore Ballu)によって建てられたそうです。
入り口のアーチの上には、天使の絵が描かれていて、しかも鮮やか。
中は明るく、広々としていました。
側廊の小礼拝堂には、聖ヨセフ(サン・ジョゼフ)や聖マリアさま達が。
比較的新しいものなのかもしれませんが、色のついた美しい彫刻が、目を引きます。
ステンドグラスとそこから入る光、身廊をてらす温かみのある電灯、添えられた花、そして鮮やかによみがえった聖人たち。
静かなカルティエに堂々とたたずむ、美しい教会でした。
★サン・ジョゼフ・デ・ナシオン教会(L’eglise Saint Joseph des Nations)
4, rue Darboy 75011 Paris
https://www.saintjosephdesnations.fr/
コメント
去年、フランスの教会に行って衝撃を受けた私なんですが、パリの教会はノートルダム大聖堂とサクレクール、それにサンジェルマン・デ・プレ教会にしか入ったことがありません。。
パリには、あちこちに教会があるんですよね。
次にパリに行った時には、はサン・ジョゼフ・デ・ナシオン教会も行ってみたいです。
Toshiさん>教会の記事に反応があって、嬉しいです。パリの地図を見ていると、あちこちに教会があるので、気になって。観光客のいない教会だととても静かで、不思議な気分になります。日本とは本当に違う文化なんだなーと。パリを歩いてて教会が目に入ったら、ぜひ寄ってみてくださいねー。