オペラ座レストラン

【2011 パリ滞在記3】

昨年、2011年6月27日にパリのオペラ座(オペラ・ガルニエ)にレストランがオープンし、話題になりました。

同年9月のパリ滞在時、友達にお誘いを受けて、行ってまいりました。
現地集合ということで、とりあえずオペラ駅をあがってオペラ座正面に行ってみたものの、当然ながらレストランの気配はなし。

正面から右のほうへ回って行くと、赤い椅子のテラス席が見え、ちょっとびっくり。
そのモダンさに。
しかも、前はここに何があったんだろう?? と思ってしまいました。
何度も外側は通ってたはずなのに。

このレストランの紹介記事によると、レストランの設計を担当したのはオディール・デックさんという女性建築家で、レジオンドヌール勲章を受勲したことのあるすごい人。
オペラ座って、重厚で、歴史があって、豪奢なイメージですが、このレストランに限っては、とてもモダンです。
白い壁とテーブルに、赤い椅子がよく映えていました。
本当にこれが「あの」オペラ座の中なの?? という感じ。

そして料理は、やはり記事によると、シェフは2ッ星レストランでシェフを務めたこともあるという、クリストフ・アリベールさん。
フランス料理の伝統と、モダンをあわせた料理が味わえるとのことでした。

みんなで席についてメニューを見ていると、ウェイターが日本語のメニューがあるといって持ってきてくれました。
が、誰が訳したのか。。。ネイティブ日本人ではないのは確か。
しかも、長いフランス語のメニュー名を全部訳してない。材料名が書いてあるだけ。
オペラ座の権威はどこへ? って、日本人旅行者にそこまで気を使ってられないか。

私が頼んだのは、前菜にトマトのサラダ(クール・ド・ブフ)、メインに鱒のシャンピニオンムース添えでした。確かに、一見伝統的なようでいて、ちょっとワクワクするような、現代風味入りのお料理のような気がします。

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周りを見渡すと、舞台関係者らしき人たちが。(オペラ座ということで、勝手にそう思ってしまったのかもしれませんが。)
スーツを着崩して、ネクタイもしていないフランス人男性が、仲間とともにくつろいで食べたり、話したりしているのが、なんだかかっこよく見えました。日本人の男性なら、ちゃんとスーツにネクタイがいいかも? なんとなく。

お料理はまあ普通においしかったし、オペラ座内ということで、テンションも上がるのですが、ホスピタリティがいまいちかなー。
ワインを注ぎに来るのも遅いし、ウェイターがこっそり携帯をチェックしているのが見えるし。
オープンし立てだったので、今後に期待しましょう。

最後、お手洗いがとてもモダンで、なかなか不思議な空間だったのを覚えています。

シャルル・ガル二エが設計した当初から、レストランの計画はあったそうなのですが、130年以上もの時を経て実現したのですね。
話題性は十分なレストランです。
もちろん、オペラ座のチケットは持っていなくても入れますよ。

L’Opera Restaurant
Palais Garnier
Place Jacques Rouche 75009 Paris
01 42 68 86 80
http://www.opera-restaurant.fr/

パリの街歩き
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フランス情報収集局

コメント

  1. Hisa より:

    凄く素敵なレストランですね!★
    こういう所に入る時のドレスコードってどんな感じなんですか? (^^)? 行ってみたいな~。いつか。

  2. みらい より:

    私も良く分からないですけど、普通のお出かけ服で大丈夫だと思います。
    フランス人では、カジュアルな人もいましたよ。
    私は旅行中であまり服を持ってないから、普通のスカートでした。

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