初めて、オペラ座の中に入ることができました!
パリにオペラ座は二つあって、19世紀の末からパリの中心にある「オペラ・ガルニエ」と、1989年に完成した新オペラ座「オペラ・バスティーユ」です。
今回行ったのは、もちろん、「オペラ座の怪人」の舞台となった「オペラ・ガルニエ」の方です。
ずっと気になってた公演があって、予約はしていなかったのですが、今日、開園の10分前にとりあえずオペラ座に行ってみました。
ダメもとで窓口でまだ券があるか聞いたら、ウィとのこと!
「どの席にしますか?」と言われたので、9ユーロの5等席にしようと思ったんだけど、「あなた学生? だったら1等席が15ユーロよ」と言われて、即それにしました。
1等席は本当なら44ユーロするはず。
持っていた学生証を提示することもなく、廉価で一番良い席をゲット!
なんと、一番前の、かなり真ん中に近い席だったの。
私みたいな異邦人が、こんな席を取っていいのかしら、って思うほど。
上のほうの席まで人はびっしりなのに。
前過ぎるから、人気がないのかしら??
演目は「The Noise of Time」というもので、カテゴリー的にはFrontiereになります。
ロシアの作曲家、ショスタコヴィッチ(Shostakovich)の生涯を、音楽とパフォーマンスで表現したもの。
前半はちょっと激しめな音楽に合わせて、4人のスーツ姿の男性が踊ったり、椅子を投げたり、楽器を解体したりと盛り上がり、後半は、静かな音楽を4人の演奏家(バイオリン3人、チェロ1人)が演奏しながら、スーツ姿の4人と一緒にゆっくりと舞台上を歩く。
なんとも表現しがたいステージでした。
オペラやバレエだったら、人気があるから当日券があるかは分からないけど、コンサートやFrontiereなら、値段も手ごろだし、時間に余裕がある場合に行ってみるのもいいと思います。
終わったあと、オペラ座の内部を見学。
入ってくるときには気づかなかったのですが、かなり複雑な造りをしているようです。
「オペラ座の怪人」のファントムの秘密の住みかが地下にあるくらいですもの。
装飾もうっとりするくらいに豪華。
いろいろと見て周りたかったのに、もう時間です、と警備員の人に言われて追い出されました。
昼間、公演がないときなら、入場料を払えば内部を見ることはできます。
できればちゃんとチケットのある日に余裕を持って、またオペラ座見学をしたいです。
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