ロワール地方のアンジェという街に、友達が住んでいます。
友達のお家を訪ねるついでに、ロワール地方を旅行することにしました。
パリ→トゥール→アンジェ泊→ナント→アンジェ泊→トゥール→パリという3日間の旅の予定です。
ロワール地方は、お城が多くて有名。
アンジェより少しパリに近いところにトゥールという街があって、そこからお城巡りのバスツアーが出ている事を知り、メールで予約しておきました。
私の使ったツアーの会社はアコ・ディスポというところ。
バスの運転手兼ガイドさんとのやり取りは、英語かフランス語だけど、日本語のテープを流してくれるとのことなので、決めました。
朝、7時台の電車に乗って、トゥールに着いたのが9時ごろ。
観光局前にアコ・ディスポのミニバンが停まっていたので、そちらに行くと、女性の運転手さんが丁寧に対応してくれ、車に乗るように言ってくれました。
他に車に乗ったのは、年配女性2人組、アジア人カップル、西洋人カップルです。
一人参加は私だけ。
日本語のテープも私だけのために流してくれるので、ちょっと恐縮してしまう。
他の人たちは、運転手さんの英語の解説でOKらしいです。
まず行ったのは、ル・クロ・リュセという建物で、ここはダ・ヴィンチが住み、没したところ。
城内にはダ・ヴィンチの設計図や、名句や、ダ・ヴィンチ縁の品々が展示されてあり、また広い庭も「ダ・ヴィンチパーク」になっていて、子供達が遊んでいました。大きな博物館という感じ。
続いてシュノンソー城へ。
ここは、カトリーヌ・ド・メディチが、アンリ2世の愛人ディアーヌから奪った城として有名。
歴代女性が主というのも、ちょっと特殊なのだそうです。
そういう歴史って大好き。
バスツアーのテープに日本語があって、ほんとによかった。
綺麗に整った庭と、城の周りを流れる川と、そして城自身の配置がとっても優雅。
一番気に入ったのは、亡くなった夫のために、生涯白い喪服を着たという、ルイーズの黒い寝室かな。
アンボワーズでお昼を食べ、後半戦へ。
アジア人カップルはここで降り、代わりに年配の女性と、男性が乗り込んで来ました。
日本人って意外にいない。
この男性は英語が出来ないので、バスの解説は、日本語テープ、運転手さんの英語&フランス語と3ヶ国語になり、運転手さんは早口になった。
日本語テープ、すんごいゆっくり喋るの。
もうちょっとハキハキ早めに話してもいいのになあ。
日本語の分からない人たち(私以外)はいらいらするんじゃないかと、勝手に心配してしまいました。
(つづく)
★写真はシュノンソー城
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