私は英国が好きです。
フランスの次に好きかも知れません。
そう言うと、「なぜ?」と聞かれます。
絵画好きなら英国よりイタリアやスペインじゃないの?とか。
でも、私は近代のヨーロッパの歴史が好きで。
そうすると、ヴィクトリア時代の英国は、とってもトキメキに値するものなんです。
産業革命後の、古さと新しさが混じった感じ。
フランスのベル・エポックも好きだし、あの時代の何かが私を呼ぶのです。
ヴィクトリア時代を知りたい方は、全て少女漫画ですが、坂田靖子先生の「バジル氏の優雅な生活」、由貴香織里先生の「伯爵カイン」シリーズ、もとなおこ先生の「レディ・ヴィクトリアン」などをお勧めします。
私の英国に対する原点は萩尾望都先生の「ポーの一族」、あとは小さい頃に読んだバーネットの小説や、ピーターパンなどの作品かな。
現在のロンドンも、芸術面では素晴らしいです。
大きな美術館、博物館が無料で公開されているし、それらは絵だけではなく、建築やテキスタイル、時代ごとの人々の暮らしなども学べるものがあります。
先日、ロンドンで3日間、ミュージアム周りをしたのですが、全く見切れませんでした。
まだまだじっくり見たいものがいっぱい。
フランスでは○○があった時代だなあ、とか考えながら見てるので、余計に時間がかかるんです。
そこで、2回目のロンドン旅行に行ってきました。
パリにいると、ユーロスターですぐに行けるのがいいですね。
(つづく)
★写真は、バッキンガム宮殿の衛兵交代式です。
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