イル･ド･フランスの街シリーズ。
Rembouillet（ランブイエ）は、お城で有名です。
パリ・モンパルナス駅から30分くらい。
駅からすぐが市街で、なかなか可愛い街です。
ランブイエ城も、駅から徒歩10分～15分くらいです。
ランブイエ城は、14世紀に建てられ、ルイ16世が好んだ城。
周りの森で狩猟などを楽しんだのかもしれませんね。
このお城を、妻のアントワネットは、あまり好まなかったとか。
でも、敷地内に王妃のための小屋も建ててあげているのです。
今は、大統領の地所で、各国首脳が来たときに、ここに招待したりするそう。
街中を通ってお城につくと門が開いていて、すぐに城が前に聳え立ちます。
苔が、綺麗にお城の外壁を彩っていて、なかなかに荘厳な風情。
入り口に行くと、警備員さんが、どっかと立っていて、私が入ろうとしたら、「4時半まで待ってなさい」といわれてしまいました。
ガイドと一緒じゃないと回れないそうです。
そこで、時間になるまで、ひろ～いお庭を散策。
並木あり、噴水あり、花壇あり、広大な運河あり。
お城に来るといつも思うけれど、土地の使い方が実に優雅です。
時間になったので行くと、十数人の人が集まってきて、ガイドのお姉さんと一緒にお城を見て周りました。
ロココと、ネオポンペイアン様式の内装。
各国重要人物も訪れるお城のため、おそらく一部しか見せてもらえませんでしたが、それでも十分に広かったです。
地下の大広間は、ダンスができそうな空間でした。
見学終わったあと、また庭を歩いてみましたが、広すぎて全部見る体力が私にはなさそう。
でも、ベビーカーを押しながらお散歩しているお母さんがたくさん居ました。
手入れされた草花で飾られたこの庭は無料なので、この街に住んでたら、何度でも来ちゃいそうですね。
他に、この街には「ローマ王の宮殿と庭」もあり、庭はそんなに広くはありませんが、とても美しいです。
小さな町ですが、お城以外にも散策してみると、いろいろな発見がありそうですよ。
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