イル・ド・フランスの街シリーズ8 <ヴォー・ル・ヴィコント城のキャンドルナイト>

日本は、夏真っ盛りですね。
フランスでは、夏にしか開かない美術館だの、夏しかないイベントだのがたくさんあって、行きたくなります。
逆に、夏だけ閉まってしまうところとか、夏だけパスが減ったりとか、不便もあるんですけどね。

夏のイベントといえば、パリ近郊のセーヌ=エ=マルヌ県にあるヴォー・ル・ヴィコント城(Chateau de Vaux-le-Vicomte)を思い出します。


バロック様式のお城で、ベルサイユ宮殿のモデルにもなったのだそうです。
ルイ14世の側近、ニコラ・フーケが、お金に糸目をつけずに建てたもので、当時の著名な建築家であるル・ヴォーや、室内装飾家のル・ブラン、造園家のルノートルらに作らせました。

しかし、この派手な行為がルイ14世の不興を買い、フーケは失脚、王は、同じ芸術家を集めて、ヴェルサイユ宮殿を作らせたのだそうです。

そんなヴォー・ル・ヴィコント城で夏の間だけ、キャンドルナイトが開催されていて、お城中にろうそくが灯されるのです。

以下は、2007年夏に、友達と行ったときの記録です。

前にもブログに書いた、Melun(ムラン)という街から、土曜日だけ、バスが出ます。
本数が少ないので、行き難い。
Melunの街をひとまわりして、カフェでお茶して、 それから夕方のバスの便に乗りました。
そのバスも、どれなのか最初分からなくて、探してしまったのを覚えています。

バスは、街を過ぎてのどかな風景を走りぬけ、ふと車窓を見ると、あった、お城が。
ベルサイユやフォンテーヌブローとは違い、お城以外の建物はまったくないような、広大な芝生の中にぽつんと佇んでおり、とても新鮮な印象をうけました。

着いてもまだまだ明るいので、お庭を散策。
すると、ちょうどろうそくに明かりを灯している最中で ちょっとずつ、キャンドルがお城と庭を彩っていきました。

行きのバスでは、お客があまりいなかったのに、お城はすごい人!
みんな、マイカーで来るのねー。
お城の中は、暗いのに、キャンドルナイトのせいか、電気が灯してなかったりして、 あんまり良く見えないところ多し。
でも、だんだん日が暮れてきて、キャンドルでライトアップされていく様は圧巻です。
地下には「鉄仮面」の人形があり、ちょっとびっくりさせられます。

他、ル・ブランやルノートルの胸像とか、彼らの記録なども随所に見えました。

22時。やっと日も暮れて、もう一度お庭へ。
電気のライトアップとは違い、ほのかな光に包まれたお城はとっても綺麗でした~。

最終便でMelun、そしてパリへと帰宅。
夏ならではの観光ができて満足。

8月にパリに行ったら、また行ってみたいです。

★ヴォー・ル・ヴィコント城
http://www.vaux-le-vicomte.com/
(英語・仏語)

イル・ド・フランス
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Kazuéをフォローする
フランス情報収集局

コメント

  1. 椿 より:

    私も行きました^^帰りには重い本まで購入して(笑)なんせベルサイユ宮殿の大元ですものね!
    まさかフーケも自城が命取りになろうとは、、、。
    ルイ14世は絶対王の人ですからね~。
    そんな人に自慢したら、、、あ~恐ろしい。
    ヴォー・ル・ヴィコント城のキャンドルライトや、ベルサイユの花火やら本当にフランスは夏のイベント一杯!
    久しぶりに思い出しました~。
    掲載してくれて有難う。

  2. みらい より:

    やっぱり、行かれてたんですね。椿さんのほうが詳しいかも。
    夜のお城、いいですよねー。雰囲気があって。
    私も久々に思い出し、また行きたくなっています。

タイトルとURLをコピーしました