「フランス映画祭 2010」速報

3月18日より、「フランス映画祭 2010」が、東京・六本木ヒルズ内のTOHOシネマズで開催されます。
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督の新作「ミックマック」など、話題のフランス映画が長編14本、短編9本が上映予定。
フランス映画好きにはたまらないイベントですね!

それに先立って、プレス向けに試写会があったので、参加してきました。
私が見たのは、「テルマ、ルイーズとシャンタル(Thelma, Louise et Chantal)」という映画。
監督はベノワ・ペトレ。
https://www.imdb.com/title/tt1566948/

ガブリエル、ネリー、シャンタルという共に50代の女性が、ある男の結婚式に出席するため、ラ・ロシェルまで3人でドライブするというもの。
その男は、ガブリエルの昔の恋人であり、シャンタルの亡き姉の元夫であり、彼女自身にとっても初恋の人。
さらにネリーにとっても重要な人らしい。

円熟期を迎えた3人のドライブ旅行は一筋縄ではいかない。ときには悪口を言い合い、時に肩を抱いて笑い合い…。
女性独特の悲哀とパワーが伝わってくる映画です。

そして、ラ・ロシェルに到着。
結婚披露宴で3人が取った行動が、また痛快でした。

映画のタイトルは、91年のアメリカ映画「テルマ&ルイーズ」を意識したものであることは、推測できます。
こちらでは、2人の女性が警察の追っ手を逃れるため、車で逃避行しますが、ガブリエルたちのドライブも、ある意味逃避行なのかも。
タイプの違う2人を描いた「テルマ&ルイーズ」に、また一味違ったタイプのシャンタルを加えて、「テルマ、ルーズとシャンタル」が完成。

女性なら共感できること間違いなし。
歳を取るのが怖くなくなる、かも!?

ネリー役の女優、ジェーン・バーキンは、2010年フランス映画祭の団長として、来日するようです。

ほかにも、気になる映画がたくさんのフランス映画祭。
公式サイトでぜひチェックしてください。

★「フランス映画祭 2010」公式サイト
http://www.unifrance.jp/festival/

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