【2011 パリ滞在記6】
またもや11区の教会です。
今度は、メトロ3番線のParmentier駅から、南のほうに行ったところに、この教会を見つけました。
サンタンブロワーズ教会(Eglise Saint Ambroise )。
メトロ9番線のSaint-Ambroise駅からすぐのところにあります。
あまり降りたことにない駅だったので、かえって興味を持ったのですが、下町っぽい静かな界隈でした。
この教会は2つの鐘楼が有名のようで、68メートルの高さがあるそうです。
20区のベルビルの丘のほうから見ても、目立って見えるとか。
地図では3区のマレ地区に近いんですけどね。
それだけ高さがあるんですね。
この日は曇っていたので、あまり写真が綺麗に取れなくて残念。
建築したのは、テオドール・バリュー(Theodore Balle)という人で1863年~1868年にかけて建てられました。
第二帝政期ですね。
ゴシックとロマネスクが混ざった建築様式だそうです。
Wikipediaによると、1996 年3 月18 日に300人ものサン・パピエ(滞在許可証を持たない外国人)が、正規滞在許可を求めて立てこもった教会でもあるそうです。
結局、強制退去となってしまったそうですが。
そんなに昔のことじゃないですよね。
調べて行くと、社会的、政治的な問題が絡んで、大変なことになってしまいましたので、ここではこれ以上書かないことにします。
教会の前には、小さな公園があります。
お母さんたちが子どもを遊ばせていました。
教会と公園は、どんなカルティエにもあり、パリでは身近な存在。
どちらも、心や体を休むことができる場所ですね。
旅行者が休める場所としても嬉しいです。
ただ、この周辺は暗くなると治安が良くないという噂もありますのでご注意を。
★Eglise Saint-Ambroise
71, boulevard Voltaire 75011 Paris
コメント
ここはパリにしては大きな教会ですね。
ゴシックとロマネスクが混ざっているってことは、時代の移り変わりを跨いで建設されたってことでしょうか。でも19世紀なんですよね。
写真で見る感じでは、ゴシックがメイン??
詳しくないので分からないんですけど、大聖堂っぽい形してますよね。ネオ・ゴシックという表現をしている解説もありました。この建築家の人が、当時としては新しい試みをしていたみたいで。時間があったらいろいろ勉強してみたいな。
はじめまして
この教会のことで、
みらいさんのブログを紹介させていただきました。
事後のご連絡となりますが
ご了解のほど、よろしくお願いします
myuさま。
リンクありがとうございます。
ここの所更新していなかったのに光栄です