ノルマンディ・印象派の旅3 エトルタ

エトルタの断崖

さて、ノルマンディ旅行2日目です。

ル・アーブルのホテルで目を覚まし、おいしいパンとコーヒーをいただく。
食べきれないので、お昼用にパンをテイクアウトしました。

昨日は、真夏のように暑かったのに、今日は涼しい。
長袖シャツでちょうどいい。
この気温差についていくのはなかなか大変です。

昨日、行きたい街へのバスの時刻を調べておいたので、まず駅へ向かい、バスに乗る。
今日はエトルタ(Etretat)という街へGO!

ここは、クールベやモネが絵の題材にした、ものすごい断崖が海にそびえ立っているので有名。

あと、アルセーヌ・ルパンを書いた小説家、モーリス・ルブランの家があることでも知られています。

エトルタについたら、すぐそばに観光局があったので、地図をもらい、近くにあるらしい「怪盗ルパンの家」に行ってみました。
ルパンシリーズの中の傑作、「奇岩城」の舞台がエトルタなのです。

昨日のサティの家と同様、オーディオガイドを手渡され、ルパンの声を聞きながら、ルパンの盗んできた宝石などが飾ってある部屋を見学します。

ほとんどアトラクション。

いろいろ凝った作りをしていて、普通に楽しめました。
フランス語か英語か選べるけど、どっちでもいいのだったら(堪能な方も、どっちも分からないという方も)、フランス語がオススメです。
ルパンの雰囲気が、フランス語のほうが出る気がする~。

さて、ルパンの家を堪能した後、海のほうへ。
街中を歩いていくと、前が突然開けて、澄んだ青い海と海岸が目の前に。
海岸の左右に、見事な断崖がそびえている。
海を前にして右がアモン断崖、左がアヴァル断崖というのだそう。

私は、アモン断崖に上がり、一回降りて、またアヴァル断崖に上がりました。
それらの断崖の上から見る景色の素晴らしいこと。
言葉がでないくらいの見事な情景で、思わず、「すごい!」と叫んでいました。
自分が立っているはるか下に海岸、目の前には水平線、視線を横に持っていくと、もうひとつの断崖がそびえている。
本当にすごい景色です!

海岸には、テラス・F・ブーダン、テラス・M・ルブラン、テラス・C・モネ、テラス・C・クールベといったように、画家の名が付けられていました。

ノルマンディはほんとに印象派の縁の地なんだなあ。それか、現代のノルマンディが、印象派にあやかって、この地方を宣伝してるとも言えるけれど。
私としては、うれしい限りです。

旅行記はまだまだ続きます・・・。

フランス地方05-06年 ワーホリ体験記
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