ロワール旅行2 城廻りツアー後半戦

シュベルニー城

午後最初のお城はシュベルニー城。
ここは、行ったお城の中で、私が一番気に入ったお城です。

他の城と違い、今でも城主の家族が、年に何度かここに住むそうで、現役の城、という感じ。
こじんまりとしているけど、それぞれの部屋に置いてある食器や本、家具、時計などが、生き生きとして見えました。
すご~く大きな部屋、というのは1つしかないけど、小さな部屋に綺麗なモノがぎっしり詰まってる感じで、あ~、住みたい!
城を作っている石は、年月を経るにつれ、より白くなるそう。

外に出ると、庭がまた広いこと。
ずんずん歩いていったら、大きな池に遭遇。
木立の中、池のほとりでのんびりしている観光客も居て、時間がもっとあったらいいのになあ、と思いながらバスの集合場所の方へ向かいました。

そうしたら、バスの運転手さんが駆け寄って来て、「集合時間過ぎてますよ」とのこと。
ええっ。どうやら私、時間を勘違いしていたみたい。
運転手さんは英語で集合時間を言うけれど、不安だから私は、毎回個人的にフランス語で時間を聞いているのに。
なんで間違ったんだろう。ごめんなさい。
でも、5分くらいの遅刻でした。

さて、その次はシャンボール城。
フランソワ1世が愛人に会うために建てたらしいです。
有名なのが城の真ん中を縦に突っ切る二重螺旋階段。ダ・ヴィンチが設計したという噂もあるけど、はっきりしたことは分からないそう。
ここは、ほんとに迷路みたいな城でした。
真ん中の螺旋階段から四方に部屋が広がっているけれど、部屋から城をぐるっと囲むテラスに出られたりして、ここさっき来たっけ?」と何度も思ってしまう、不思議な作り。
内装も壁がむき出しで、古い城の内部、って感じがしました。
この城の庭も広く、狩猟が出来る森とつながっているけれど、ツアーではそこまで時間がなくて残念。
でも、一個ずつの城を好きなだけみてたら、切りがないですね。

その後はアンボワーズ城などを、バスの車内から見学してトゥールに戻りました。

運転手さんも親切だったし、効率よく見られたので、とても良かったと思います。
車がない人、私のようにペーパードライバーの人にはオススメです。

★写真はシュベルニー城の部屋のひとつ

フランス地方05-06年 ワーホリ体験記
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