オペラ『フィガロの結婚』

パリの伝統的なオペラ座・ガルニエでは、最近はオペラの上演が少ないのです。
新しいオペラ・バスチーユの方でやることが多いようです。

でも、一度はオペラを、内装が豪華なガルニエで見たいよね、ということで、チケ取りを頑張ってるのですが、かなり前から売切れてしまっていました。
しかも、モーツァルトの『フィガロの結婚』なので、大人気のもよう。

一度当日券を狙って並びましたが、私達のはるか前で売り切れ。
昨日、またリベンジしました。

ところが、夕方オペラ・ガルニエに行ってみると、「ただいまストライキ中。チケット売り場は閉鎖」の張り紙が。
フランス名物のストライキ!!
なにも私達の来た日にやらなくっても!

それでも諦め切れずに中に入ると、当日券発売を待っている人達が居ました。
「買えるんですか?」と聞くと
「さあ。僕らにも分からないよ。当日券が出ることを、ただ祈ってるだけさ」
フランス人の考えることは、フランス人にも分からない。
とりあえず、待つことにしました。

30分くらい経ったころ、だんだん列ができ始め、1時間後には券売の窓口が開きました!
やった!
もしかしたら買えるかもしれない!

それから、さらに1時間近く待ち、やっと私達の番が来ました。
しかし、残ってるチケットは一番高い席と、一番安い席のみ。
うう、高い席は高すぎる。
そこで、一番安い7ユーロの席を取りました。

安い席だけあって、舞台が半分見えない。
でも、音は聞くことができたし、雰囲気は楽しめたので良しとします。

現代風アレンジのフィガロで、かなり笑いを取ってました。
フランス語の字幕が舞台の上に流れるのですが、私達の席からでは、舞台と字幕を一緒に見るのは難しく、余計ストーリーが分からなかったです。

オペラ・ガルニエでオペラを見ようと思ったら、ずいぶん前(3ヶ月以上)に予約しないとダメですね。
でも、バレエやパフォーマンス公演なら、当日でも比較的ラクに買えますよ~。

05-06年 ワーホリ体験記
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