La Folle Journee(熱狂の日)

丸ビルのホールで東京・丸の内でゴールデンウィーク(5/2~6)に毎年行われているクラシック音楽の祭典「La Folle Journee au Japon ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に行ってきました。
Folle は「狂った」という意味の形容詞、Journeeは「日中」という意味なので、「熱狂の日」と訳されています。

野外ステージこの祭典は、もともとはフランス西部のロワール川沿いの街、のナント(Nantes)市で1995年から始まったもの。
毎年テーマを決め、いくつものコンサートが市内で開かれます。どの公演も1時間かからない長さなので、飽きにくく、クラシックにあまり縁のなかった人でも気軽に楽しめるようになっています。
とはいえ、出演する音楽家は、かなりそうそうたるメンバーだそうです。
ナントでは1月の終わりから2月初めにかけての5日間ほどで行われました。

GWの東京でも、気軽にクラシックを楽しむスタンスは同じで、有料の公演でも1500~2000円くらい。あとは東京国際フォーラムを中心に、丸ビル、新丸ビル、有楽町イトシアなどなど、周辺のビルのホールや広場で無料コンサートが一日中続きました。

シューベルト人形今年のテーマは「シューベルトとウィーン」。国際フォーラムの地下にシューベルト氏の人形を発見。
よく見ると、スニーカーを履いていますね。クラシックをカジュアルに、という意味でしょうか。

確かに、子ども向けの音楽教室や、假屋崎省吾さんがシューベルトの曲をイメージした生花展など、クラシックに親しめる仕掛けがいっぱいです。
人出も多く、普段はビジネス街である丸の内が、まさに熱狂に包まれた感じでした。

今年、このラ・フォル・ジュルネは同時期に金沢でも開催され、こちらはベートーベンがテーマだったようです。
クラシックは少しずつ身近な音楽になっていますね。「のだめ」効果もあるのかも!?
来年のテーマはバッハだそうです。楽しみ☆

さて、ラ・フォル・ジュルネの本場、ナント。音楽祭には行ったことがありませんが、とても素敵な街です。
ナントについては、次回書きたいと思います。

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