『ベールを脱ぐイヴ・サンローラン』 日仏学院のヴェルニサージュ

座るイヴ・サンローラン飯田橋にある東京日仏学院では、常にいろいろなイベントをやっていますが、時々、プレス向けヴェルニサージュ vernisage(前夜祭)のお誘いを受けます。

この前は、 『ベールを脱ぐイヴ・サンローラン』ジャンルー・シーフによるポートレート展のヴェルニサージュがありました。

まず、この展覧会は、日仏学園の庭や、校舎内に、写真家のジャンルー・シーフさんが撮った写真を展示するというもの。
彼の作品の目玉が、ヌードになったイヴ・サンローランです。
とくに、日仏学院の中庭に、仏像のように胡坐をかいたイヴ・サンローランの写真が浮かんで見える様は、この亡き天才デザイナーの才能と同様、神がかって見えました。

サンローランは、最近、映画にもなりましたね。
http://www.ysl-movie.com/
彼の仕事とプライベート、両方のパートナーだったピエール・ベルジェが、サンローランのことを語るドキュメンタリー。
余りある才能ゆえに、苦悩し続けたらしいデザイナーの素顔が見えてきます。

写真展展覧会での、シーフさんの他の作品としては、仏版「エル」や「ヴォーグ」といったファッション誌の表紙などもあり、見る者を惹きつけていました。

ところで、ヴェルニサージュのほうは、ワインやシードル、クレープなどが振舞われ、なかなか盛況でした。名刺交換もばっちり!
いつもは校舎内でやるのですが、今回は庭で食べたり飲んだり話したり。
写真展なので、カメラマンの方の姿が多く見受けられました。

ヴェルニサージュの模様 クレープ 校舎内の展示

神楽坂のクレープリーで、私が取材をしたこともある「ル・ブルターニュ」が、クレープなどを提供しているようです。
食べやすく一口大に巻かれたクレープ(ガレット)は美味でございました。

初夏の気候も、とってもすがすがしかったです。

★『ベールを脱ぐイヴ・サンローラン』ジャンルー・シーフによるポートレート展
http://www.institut.jp/ja/evenements/10871
・2011年06月10日 (金) – 2011年07月31日 (日)
・東京日仏学院開館時間
・入場無料

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