フランスの教会では、たくさんコンサートをやっています。
もちろんクラシックやゴスペラなど。
今日は用事が早く済んでしまったので、前にパンフレットをもらっていたマドレーヌ寺院のコンサートに行ってみることにしました。
正直、もう当日だからチケットはないだろうと思ったら、寺院内部のカウンターで「今夜!」と英語とフランス語で書かれた紙が張ってあったので、聞いてみたら、席は十分にあるとのこと。
学生割引ありますか? と聞いたら5ユーロ安く買えました。
学生証は見せなかったです!!
(もちろん、持ってましたよ)
買ったのが夕方、始まるのが20時半なので、19時半ごろにまた行ってみたら、少しずつ教会前から列が出来ていて、20時になっても入り口が開かないらしいので、私も並んで待ちました。
やがて、昼間と変わらぬ教会内の椅子に皆が腰掛けていき、予定時間を過ぎてから、弦楽器を持った人たちが登場。
正面にあるマリア様が手を広げている像の前で、ヴィヴァルディの曲が流れ出します。
マリア様の前で演奏するってどんな気分だろう。
音は、その辺のホールなんかで演るよりずっと綺麗に響いて、心地よい。
弦楽重奏のあと、コーラス部隊が登場し、モーツァルトのレクイエムなどを歌い上げ、全部で1時間半くらいで修了。
アンコールなどはありませんでした。
外に出たらまだ空が明るい。
クラシックのコンサートが手ごろな値段で、すごく近くで、気軽に聞けるなんて。
奏者どんな楽団の方たちなのかは知らないのですが、こうやって気軽にクラシック音楽に触れられるのは、こちらに住んでいる特典のひとつだなあ。
冬は寒そうなので、いまのうちに行くべし。
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