ローマは広い!
旅行日程を1日半しか取らなかったことを後悔。
朝早くナポリを出たので、ローマにも早く着き、まずはヴァチカン市国に向かいました。
ローマという街の中に、独立国家があるって、不思議ですね。
ヴァチカンでは、美術館をじっくり見学。
ミケランジェロやラファエロの有名な絵がいっぱい。
カトリックの総本山、サン・ピエトロ寺院ももちろん参拝。
クーポラの上に上ったけど、細い階段を上がるので、かなり疲れました。眺めは最高。
そして、ローマ市内で、「真実の口」とか、「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンが歩いたスペイン広場や、トレヴィの泉など、名所はしっかり見て来ました。
トレヴィの泉では、後ろ向きにコインを投入。
「次は素敵な誰かと来られます様に!」
ローマで印象に残ったこと。
それは、ちょっと危険な目に遭ったことでした。
ローマの地下鉄は、ちょうどラッシュの時間だったのもあり、東京の満員電車並みに混んでいて、乗るのを躊躇したほどでした。
やはり、日本とは違って、スリが多いため、ここまで人が多いとちょっと危険な気がしました。
でも、他の交通手段では時間がかかるし、時間のない旅程なので、バッグを抱えるようにして乗り込みました。
満員電車自体は、東京で慣れてますからね。
車内では、案の定、バッグに手が伸びてきているのが分かり、追い払いました。
バッグは、ショルダーで簡単には取られないようにしていたし、ポケットを含めてすべてファスナー付き。
しかもその上に手を乗せていたのだから、何も盗られていないはず。
目的の駅を降りてからすぐ、バッグの中を確認したら、お財布もその他の私物も全部ありました。
あー、良かった。
しかし、街を歩いているとき、バッグの中を覗いたら、光が差しているというか、明るいのです。
良ーくバッグを調べたら、バッグの横側に亀裂が入っていました。
刃物で切られたようです。
中身が落ちるほどの大きさではなかったため、軽く確認したときには、気づかなかったんですね。
地下鉄に乗っていた時間はとても短かったし、おそらく一瞬の間にやられたんでしょう。
何も盗られなくて安心していたけれど、もしも刃物が手に当たっていたら…。
ぞっとしました。
パリでも、スリは多いけれど、刃物で切られたり、傷つけられたりした例は、ほとんど聞かない。
イタリア、気をつけなくては。
次のフィレンツェやヴェネチアでは、全く危険な思いをしなかったので、イタリアはどうも南部の方が、治安が悪い気がしました。
気を取り直して、次はフィレンツェです。
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