日帰り旅行 ランス

ランスのノートルダム大聖堂

今日、お昼頃に突然思い立って、ランスという街に行ってきました。

パリから2時間弱。
世界遺産がいっぱいある街で、昔、フランスの王になるには、この街で戴冠式をしないといけませんでした。
ジャンヌ・ダルクが、シャルル7世を無理やり戴冠させちゃった街でもありますね。

着いたのはもう14時。日が落ちる前に世界遺産に行って、写真を撮らねば。
暗くなってきたら美術館へ行こう。
という強行スケジュールを立てて、街をずんずん歩いていました。

ふと、地図に載ってる博物館があったので、近くに行ってみたら庭が綺麗なので写真を撮っていました。
するとどこからともなくマダムが現れ、「今は来週の展示会のために休館してるのよ、準備してるところだけど、見る?」
と言ってきました。
「庭が綺麗だから写真撮っていただけです…。」
と言ってるのに、「いらっしゃい、いらっしゃい」と言ってくれるでついていきました。
本当はあまり時間がないのだけれど。

建物の中に入ったら、たくさんの人が、絵や写真を飾る準備をしてました。
「来週の金曜日、18時からよ」と、何度も教えてくれたけどちょっと来られそうにないです。
ごめんなさい。
結局、私はお邪魔になっただけのような気もしますが、ちょっとした素敵な交流でした。

さて、急いで世界遺産のサン・レミバジリカ聖堂に早く行かないと!
空も曇ってきた。

と思ったのに、横に「プラネタリウム」の看板があるのに気づいてしまいました。
矢印に沿って庭を行くと、建物のドアにプラネタリウムの案内が。
時間がないから見られないけれど、時間だけちょっと確認しようかな、と思って張り紙を見ていたら、中からお兄さんが顔を出してきて、「君、学生?」
「ウイ」と答えると、「学生なら無料だよ。もうすぐ始まるから入って!」
とのこと。
いや、私には時間が…。
と思いつつ、断れない私。
でもね、無料ですぐ始まるなら見たいですよね。

お兄さんに連れられるまま、建物の中に入ると、プラネタリウムらしきものがありました。
そこで、上映を待つ人たちがたくさん居たのだけど。
みんな子供なんです。小学生くらいの。
あと、引率の先生らしき人が3人くらい。
明らかに、学校の課外授業で上映するって感じです。
まさか、お兄さんには私がよっぽど子供に見えたのでしょうか。
そんなことはないでしょう。
そこにいた子供達、私の方を一斉に見るし。
いいでしょ、大人が見たって。

そのプラネタリウムのドームは、直径5メートルくらい。
プロジェクターもとっても小さい。
でも、解説の人がすぐそばで子供達に話しかけたりもして、子供向けにはこのくらいのが親しみやすくていいのかもしれません。
終わった後も、質問があればすぐ答えてくれるらしいです。

しかし、ありえないことに、上映の途中でプログラムが止まってしまいました。
CDプレーヤーが壊れると、同じ箇所を何度も繰り返すでしょ。
そんな感じで、天の川が消えたり現れたり。
解説のお兄さんは、「ちょっと技術的な問題が発生しました」といいつつ、あせってるのがわかる。
5分くらいで直りましたが。
貴重な体験でした。

プラネタリウムを出ると、雨が降っている。
かなり曇っていて薄暗い。
なんとか、見所は周って、写真にも収めたけれど、途中土砂降りの雨にやられました。

ただ、最後に駆け込んだ美術館では、無料で入れた上に、ピサロやルノアールの絵にも出合えて、良かったです。

★写真は、世界遺産のノートルダム大聖堂

フランス地方05-06年 ワーホリ体験記
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