パリから、電車で1時間ほどのところにある街、プロヴァン(Provins)。
その中世の街並みが世界遺産に登録されています。
ちなみに、南仏のプロヴァンスとはまったく違う地です。
ここで、今日と明日、中世祭り(Fête Médiévale de Provins)が開かれているので、行ってきました。
行きの電車の中には、中世風の服を着て、髪を編み上げているフランス人のグループなどがちらほら。中世の服を着ていくと、入場がタダになるそうです。
プロヴァンに着くと、日本人の姿も結構見ました。
日本人向けの新聞や、「地球の歩き方」にも載ってるからかな。
駅前はとっても静か。
ここでお祭りなんかやってるの? と少々不安になったけれど、看板が出ていて、矢印があるのでその通りに進んだら、街の中心部よりも外れのほうに丘があり、そこが会場のようです。
丘の途中に入り口ができていて、チケット8ユーロ(高っ!)を買って進むと、なるほど~、中世っぽい街並み。
これに比べたらパリが随分近代的に思えてくる。
道が石畳ではなく、土で、建物もみんな低い。
田舎の町という雰囲気。
建物の地下にショップがあったりして、降りていくと、洞窟のようになっている。
これは、パリでは見ないかも。
お祭り中なので、屋台がいっぱい並んでいて、賑やか。
また、その中世街を囲むように城壁があって、その上に上ることも出来ました。
屋台でピザを買って食べたり、教会や塔などを見ているうちに、だんだん人が増えてきて、メインの広場はすごい人ごみ!
2時半くらいから、中世の踊りやら、サーカスみたいのやら、いろいろな催し物がありました。
夜まで盛り上がるみたいだけれど、電車の時間があるので夕方パリに戻りました。
土曜より日曜のほうがきっと楽しめたかなあ。
中世の服を着た人たちを見てるだけでもなかなか楽しかったです。
★Fête Médiévale de Provins(プロヴァン 中世祭り)
https://provins-medieval.com/
*情報は2005年現在のものです。
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