パリで映画鑑賞『SAYURI』(Memoirs of a Geisha)

今、話題の映画『SAYURI』を映画館で見てきました。
第二次世界大戦の前後に、京都で名を馳せた芸者の話です。
「Memoires d’une geisha」が仏題。

映画館はフォーラム・デ・アルにあり、とても広くて新しくて綺麗な映画館でした。

友達は英語の方が得意だったので、音声は英語オリジナル、仏語字幕で見ました。
聞くのと読むのとどっちが理解できるか、一瞬一瞬が勝負ですね、これは。
読んでいると画面がちゃんと見られないし。
聞いても慣れない英語だし。
でも、ストーリーは大体分かりました。

チャン・ツィイーが綺麗な芸者の役。
桃井かおりが、芸者小屋のおかみの役。
工藤由貴が同僚で、恋のお相手が渡辺謙。その友達が役所広司。
みーんな英語で喋っていました。
桃井かおりは英語にしてもあのまんま。
とても癖のある英語だろうなあ。
味のある役でした。

でも、時々「お姐さん」とか「こんにちは」「ごめんください」といった言葉が日本語なの。
冒頭は日本映画みたいにずっと日本語だったし。
不思議な感覚が味わえました。

ラストはとても私の気に入るものでしたが、ちょっと取ってつけたような気も!?

賛否両論あるようですが、全体的には、とても美しく、見てよかったと思える作品でした。
チャン・ツィイーの舞踊は、ほんとにほんとに綺麗でした。
渡辺謙も、とてもジェントルマンで、カッコよかったです。

パリに来てから、日本語や仏語オリジナルの映画はいくつか見たのですが、英語の映画は初めて。
体験としても新鮮でした。

★『SAYURI』
2005年製作/146分/アメリカ
原題:Memoirs of a Geisha
監督:ロブ・マーシャル

映画レビュー05-06年 ワーホリ体験記
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