ロワール地方の中心都市、ナント(Nantes)

ロワール川流域の美しい街、ナントをご紹介!

ナントは、パリ・モンパルナス駅からTGVで約2時間の距離にあります。

この街のメインモニュメントは、「ブルターニュ大公城」でしょうか。
13世紀に建てられ、ブルターニュ公国がフランスに併合される15世紀までは、歴代のブルターニュ公が住み、その後はフランス王の居城となったそうです。
1598年の有名な「ナントの勅令」もここで発令されました。

城内には歴史博物館などが併設されており、最新のマルチメディアシステムで、地域の歴史や産業についての探求ができるそうです。
ただ、私が行ったときは閉館中でした・・・。
外観の写真のみ、アップしました。

この街で嬉しいのが、街中を走るトラム。トラムの先駆けがこの街だとか。
トラム1号線で、ロワール川の近くまで行き、そこから丘を上がると、「ジュール・ヴェルヌ博物館」があります。

この有名な冒険小説家は、この街の生まれです。
しかし、私が行ったときは、やはり閉館していました(苦笑)
でも、丘からの眺めは素晴らしかったです。

もうひとつ、有名なのが「リュ・ユニークの塔」。有名なビスケットメーカー「LU」の工場後で、塔の下はカルチャースペースになっています。
塔の上では、自分でハンドルを回して、360度ビューを体験。ナントの街並みが一望できます。

他にも、ナント美術館やドレ美術館、印刷博物館、自然史博物館、サン・ピエール大聖堂など見所がいっぱい。

ナント・デクーヴェルトというパスを買うと、トラム乗り放題+美術館なども無料になるので、トラムにあてもなく乗って、少し田舎の景色を堪能するのもいいかもしれません。
トラム2号線でMontte Rougeまで行くと、エルドル川の美しい景色にも出会えます。

旧市街では、19世紀の面影を残すパッサージュが必見です。
前に、ブログにも書いたのですが、私が行った6月某日、ゲイ&レズのお祭りをやっていました。
映画祭もこの街で開かれるらしいし、音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ」は言わずもがな。お祭りが多い街のようです。
住みやすそうですよね。

ナントの近くには、ロワール城巡りの拠点となるトゥールやアンジェといった街もあるので、合わせて訪れてみてください。

https://metropole.nantes.fr/
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