パスツール博士とは、19世紀の生化学者、細菌学者。フランスのドール生まれで、ワクチンを開発した人としても有名です。
この人の名を冠した「パスツール研究所」は、パリの１５区にあり、ここは世界的に有名な研究所。世界各国から研究者たちが集まります。
この研究所内に、「パスツール博物館」というミュゼがあるのです。
もちろん、一般に公開されています。
料金３ユーロ。でも、訪れる人が少ないため、研究所の入り口で声をかけて、案内の人と一緒に内部を回らないといけないようです。
私は、研究所で働く科学者と知り合いだったため、わりと自由に見せてもらうことができました。
ちなみに、研究所に入るときは、パスポートを受付に預けないといけません。
博物館には、パスツール博士の住んでいた部屋や、研究に使った顕微鏡やビーカーなどの展示物を見ることができます。
最後に地下に行くと、祭壇と棺が。
パスツール夫妻が眠っているクリプトになっていたのでした。
科学に興味がない人でも、19世紀を生きた人の生活ぶりを垣間見れるし、科学に興味のある人は、生物化学の歴史をおさらいできそうです。
マニアックなミュゼでした。
ついでに、研究室にもお邪魔しました。ここ一般の人は入れません。記念に、コーヒーメーカーを撮影しておきました（笑）
本格的な（？）インスタントコーヒーが淹れられるそうですよ。
★Musee Pasteur（Institut Pasteur）
25, rue du Docteur Roux 75015
http://www.pasteur.fr/
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