中欧旅行記(プラハ その2)

さて、着いた翌日から丸2日間プラハ観光です。
プラハ本駅で、2日後のウィーン行きのチケットを予約したので、そこから街を歩くことにしました。

最初の目的地は「ミュシャ美術館」。
アルフォンス・ミュシャはいわずと知れた、アールヌーボーの画家で、フランスでの演劇ポスターなどが有名ですが、チェコの出身です。
サラ・ベルナールを描いたポスターのほか、自分がチェコ生まれである誇りを忘れなかったことを示す「スラブ叙事詩」などの油絵、さらに彼がデザインしたジュエリーや彫刻、素描など、バラエティ豊かな展示でした。
さすが、ミュシャの出身地。
彼の展覧会は日本や他の国でもよくやっているけれど、一味違うなという気がしました。
ショップで絵葉書とマグネットをお買い上げ。そのとき改めて思ったのが、物価が安い~♪

続いてプラハの中心地へ。
「火薬塔」から街を眺めたあと、旧市街広場のカフェでランチ。
たまたま入ったレストランが、有名な旧市庁舎の「天文時計」を窓から見られるところだったので、コーヒーを飲みながら、定時毎にあらわれる天文時計のカラクリを堪能することができました。
写真をご覧あれ!
二つの文字盤が縦に並んで綺麗でしょう。
毎時になると、人がいっぱいで下からだとよく見えなかったので、このレストランに入れたのはとってもラッキー。

その後、装飾でいっぱいの「カレル橋」を通って、プラハ城のふもとまで散歩、お城には行かずに旧市街まで戻り、「ティーン教会」やユダヤ人街とシナゴークなどを見て回りました。

ヨーロッパではたいていそうだけれど、見たいときに、見たい建物に入れない!
お昼の間だけ閉館していたり、曜日や時期によって休みだったり。
この日も、ランチの後、旧市街広場の近くにある「ティーン教会」に行こうとしたら、お昼休み。
なので、一度橋を渡って対岸に行き、また戻ってきたわけです。

しかも、対岸にある聖ミクラーシュ教会は、夜コンサートを開くため、午後は閉館との張り紙。
他にもがっくりと肩を落としている観光客がちらほら。
うーん、疲れる!
でも、仕方ないのですね。

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時間があったので帰りは川沿いをトラムで走りました。
歴史ある街並みが特徴のプラハですが、写真の「踊るビル」みたいな、モダンな建物やキュビズム建築も、この街をにぎわせています。
もっとも、「踊るビル」は賛否両論らしいですが。

翌日は、メインのプラハ城に行く予定。一日あけてあるので、ゆっくりお城を見よう、と思ってその日はホテルに帰ったのですが・・・。
これが、後悔することになるんです。

(つづく)

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