中欧旅行記(プラハ その3)

翌日、ホテルで意外に豪華な朝食を取った後、近くの駅からトラムに乗り込みました。
街を縦横無尽に走っているこのトラム、慣れてしまうととても便利です。

今日は、丘の上に立つプラハ城へ、22番のトラムで上がっていきました。
最寄の停留所で降りたのですが、同時に観光客らしき人がたくさん乗ってくる。
まだ午前中なのにもう帰るの?

近づいてみて、その理由が分かりました。
警備員らしき人が、旧王宮に通じる道をふさいでいて、「今日は一般公開はしていない」という説明書きが・・・。
明日はもうウィーンに行かなくてはならず、プラハ城のために一日空けていたので諦め切れない思いでしたが、同じくわざわざここまでやってきた他の観光客も、抗議していました。

でも、ダメなものはダメなんですね。。。

仕方なく、お城の裏のほうへ通じていそうな道を進んでいくと、やがて、お城の中庭に出ました。
建物の中は入れないけれど、外ならいいみたいです。

プラハ城は、旧王宮や、大聖堂などのいくつかの建物で成り立っていて、外からではどれがどれだか分からないものの、立派な外観が見られて、まあ、満足するかな。

団体客も何組か来ていましたが、ツアー会社のほうは、王宮に入れないこと事前に知っていたのでしょうか。

お城の中庭や、周りはとても綺麗で、眺めがよかったです。
聖ヴィート大聖堂の前では、ストリートミュージシャンが、「モルダウ」などを演奏していました。ボヘミアの雰囲気がいっぱい。

さらに、街を見下ろせるところにオープンカフェがあって、そこは空いていたのでお茶をすることに。今日のプランの練り直し!

来るときは、トラムで上がってきたので、今度は反対側から徒歩で降りることに。
小さなお店が並んでいて楽しい。
気がつくと、昨日入れなかった聖ミクラーシュ教会の前まで来ていました。
でも、やはりコンサートのために入れず。
空振りばかりのプラハ・・・。

後でもう一度通ったときに知ったのですが、中国から要人が来ていたようです。
仮にもチェコ共和国の大統領府のあるお城。ちゃんと政治が行われているわけで、単なる歴史的建造物じゃないですよね。

時間はまだまだ余っている。
さて、どこへ行こうかな?

(つづく)

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