Kazué

書籍レビュー

文学レビュー『パリ警視庁迷宮捜査班』(ソフィー・エナフ)

パリ警視庁迷宮捜査班 /早川書房/ソフィー・エナフposted with カエレバ楽天市場Amazon ハヤカワ・ポケットミステリのシリーズから、パリを舞台にした作品を見つけました。ソフィー・エナフ『パリ警視庁迷宮捜査班』(原題...
書籍レビュー

文学レビュー『異説ガルガンチュア物語』(谷口江里也)

フランスのルネサンス期に活躍した作家、フランソワ・ラブレー(François Rabelais)の代表作『ガルガンチュア物語』をもとに、読みやすく改変したのが、本書『異説ガルガンチュア物語』です。 『ガルガンチュア物語』は、...
書籍レビュー

文学レビュー『フランス怪奇小説集』(A.デュマ、M.ルブラン 他)

ジュニア向けのコーナーから見つけてしまった『フランス怪奇小説集』。何ともそそるタイトルではありませんか?この本には、13篇もの怪奇短編小説が収まっています。 この中で一番有名なのはマルセル・エイメの「壁抜け男」かなと...
生活・スタイル

書籍レビュー『お風呂の歴史』(ドミニック・ラティ)

フランスの叢書、コレクション・クセジュ「Collection Que sais-je?」の日本語版が、白水社のクセジュ文庫です。元がフランス語なので、フランスを中心とした歴史や文化を、ピンポイントのテーマから読み解いたシリーズとな...
書籍レビュー

文学レビュー『ボージャングルを待ちながら』(オリヴィエ・ブルドー)

エキセントリックなママ、ママの世界観を守るパパ、そして語り手の「ぼく」。この三人家族はいつも幸せそう。ニーナ・シモンの「ミスター・ボージャングル」のレコードをかけながら、パパとママはいつでもダンスに興じ、毎晩のように大勢の客をアパ...
書籍レビュー

文学レビュー『べにはこべ』(バロネス・オルツィ)

フランス革命下で、フランス貴族をギロチンから救った謎の英国人、通称「べにはこべ」の暗躍を描いた古典名作がこの『べにはこべ』です。 作者のバロネス・オルツィはハンガリー生まれの英国籍を持つ女性なので、英文学ではありますが、フラ...
書籍レビュー

文学レビュー『ルーヴルに陽は昇る』(レオ・マレ)

ハヤカワのポケット・ミステリの中から、原書がフランス語と思われる古い作品を見つけました。奥付を見ると、なんと昭和39年6月5日印刷、となっています。戦後の古典ミステリ、しかもパリを舞台にしたハードボイルド・ミステリーです。 ...
書籍レビュー

文学レビュー『傷だらけのカミーユ』(ピエール・ルメートル)

ピエール・ルメートルの大人気小説、ヴェル―ヴェン警部シリーズの第3弾。そして、完結編です。 パリ警視庁犯罪捜査部の警部、カミーユ・ヴェル―ヴェンは、背が低いことでちょっぴり有名人。これまで、数々の難事件に挑んできました。 ...
フランス・トピックス

映画レビュー『花咲ける騎士道』

開催中の「ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭」で上映されている作品のうち、彼が「ファンファン」と呼ばれることになったきっかけの冒険活劇、『花咲ける騎士道』をご紹介します。 この映画の原題は『Fanfan la Tul...
フランス・トピックス

映画レビュー『ジェラール・フィリップ 最後の冬』

シネ・リーブル池袋にて 現在、「ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭」がヒューマントラストシネマ系列の映画館で開催されています。 36歳という若さでこの世を去った戦後のスター、ジェラール・フィリップの作品が、リマスター版...
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